新しい住まいを彩る、照明器具。
空間のデザインや機能性に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、照明器具の種類や、住まいに合うデザインの選び方のポイントを詳しく解説します。
自宅の雰囲気やライフスタイルにマッチした照明を選ぶことで、快適な生活空間を作りだすことができます。
様々なスタイルや素材、機能を検討しながら、理想的な環境を手に入れましょう。
まずは、照明器具の主な種類についてみていきましょう。部屋づくりにおいて、照明器具の種類を使い分けることは大事なポイントとなります。
天井から吊り下げられる照明器具で、単一の光源を垂直に吊り下げた形状が特徴です。
リビングルームやキッチン、ダイニングスペースなどでよく利用されます。
シンプルなものから装飾的なものまで、あらゆるデザインや素材があります。
一般家庭で使用する場合、3㎏以内であればコードだけで吊り下げることが可能です。
これ以上の重さになると、ワイヤーまたはチェーンを使用した方が良いでしょう。
天井に直接取り付けられる照明器具であり、部屋全体を均一に照らす役割を果たします。
一般的に、住宅や商業施設などで広く使用されています。
シンプルなデザインから豪華なものまで、様々なスタイルが存在します。
天井に取り付けることで、スペースを有効活用し、スッキリとした空間を演出します。
また、エネルギー効率の高い光源(例:LED)を使用することで、省エネ効果も期待できます。
家庭やオフィス、店舗など様々な場所で利用され、その使い勝手の良さから人気を集めています。
豪華で華やかな印象を与える、装飾的な天井照明器具です。
多数の枝や腕を持ち、その先にキャンドルや電球を取り付けるデザインが一般的です。
しかし、現代のものは様々なスタイルや素材があります。
空間全体を優雅に照らすだけでなく、インテリアの中心となる存在感を放ちます。
贅沢な雰囲気を演出し、空間に独自の魅力を与えることができる、エレガントな照明器具の一つです。
天井や壁に取り付けられ、光を下向きに放射する照明器具です。
一般的には、特定の部分を重点的に照らすために使用されます。
例えば、キッチンやリビングルームの作業スペース、アートや装飾品の照明などに最適です。
特徴としては、空間に柔らかな雰囲気をもたらすことができます。
床に設置された照明器具であり、部屋全体を柔らかく照らす役割を果たします。
一般的には、リビングルームや寝室などのくつろぎの空間で使用されます。
間接的な光を提供することで、居心地の良い雰囲気を演出します。
様々なデザインや高さ、明るさがあり、インテリアに合わせて選ぶことが可能です。
また、読書や作業時のサブライトとして活用されることもあります。
実用的でスタイリッシュな照明器具の一つです。
特定の物や場所を重点的に照らすために使用される照明器具です。
一般的には、天井や壁に取り付けられ、調光機能を備えていることがあります。
スポットライトは、美術品や装飾品、または特定の領域を強調するのに便利です。
また、屋外の庭園や建物の外壁を照らすためにも使用されることがあります。
重要な部分を際立たせ、空間に深みやアクセントを加える効果的な照明器具の一つです。
角度に変化を持たせて、立体的な光を演出することもできます。
壁に向けて光を当て、反射効果で部屋を明るくみせるといった使い方もおすすめです。
床や壁に取り付けられ、床面や周囲の空間を間接的に照らす照明器具です。
夜間に部屋を照らしたり、足元の明るさを確保したりするために使用されます。
特に、廊下や階段、ベッドルームの下やベッドサイドなどで頻繁に見られます。
夜間時の移動の際に、安全性や快適性を向上させる役割を果たします。
部屋の機能性や快適性を高める効果的な照明器具の一つです。
こちらでは、それぞれの電球の特徴についてご紹介します。
伝統的な電球の一つであり、熱して発光させる方式を用いています。
内部にはフィラメントと呼ばれる金属線があり、電気が通電するとフィラメントが発熱し、発光します。
白熱電球は、温かみのある柔らかな光を放ち、自然な色合いを再現する特徴があります。
居室やリビングルーム、ダイニングルームなどで使われることが多いです。
温かみや居心地の良さを演出するのに適しています。
しかし、白熱電球はエネルギー効率が低く、寿命も比較的短いというマイナス点も。
そのため、近年はLED電球などの省エネタイプに置き換えられることが増えています。
ガラス管内に水銀蒸気を充填し、その中を放電させることで発光する電球です。
長い直管型が特徴であり、オフィスや商業施設、工場などで広く使用されています。
白熱電球に比べてエネルギー効率が高く、長寿命です。
発光色のバリエーションも豊富であり、様々な色温度が提供されています。
しかし、点灯までの時間がかかる、点滅する、またはフリッカーが起こるなどのデメリットもあります。
さらに、水銀などの有害物質を含むため、廃棄時には適切な処理が必要です。
発光ダイオードと呼ばれる半導体デバイスを使用した電球です。
電気が流れるときに光を放射する性質を持ち、エネルギーを効率的に光に変更することができます。
低消費電力、長寿命、耐久性、色温度の調整などの利点を持ち、様々な用途で広く使用されています。
また、小型化や薄型化が可能であり、設置場所に制約がある場合でも柔軟な対応が可能です。
さらに、有害物質を含まないため、環境にも優しい照明として注目されています。
LED技術は急速に進化しており、より高い明るさや色再現性、さらなる省エネ性などが実現されています。
新しい住まいを考える際、照明器具の選択は空間の雰囲気や使い勝手に大きな影響を与えます。
こちらでは、部屋のスタイルや用途に合わせて、どのような種類やデザインを選ぶべきなのかご紹介します。
家庭内の中心的なスペースであるリビングルームは、照明器具の選び方が重要です。
まず、広さやレイアウト、家具の配置などを考慮して、どのような照明が必要かを把握します。
広い空間ではペンダントライトやシャンデリアが効果的であり、特定のエリアを重点的に照らすためにスポットライトやダウンライトを組み合わせることも考えられます。
また、リラックスした雰囲気を作り出したい場合には、間接照明やフロアランプなどの柔らかな光を放つ照明器具がおすすめです。
料理や食事を楽しむために、明るく機能的な照明が必要となります。
キッチンの作業スペースや調理台などを照らすために、明るい光を放射するシーリングライトやペンダントライトが良いです。
また、ダイニングエリアでは、食卓の上に均一な光を提供するシャンデリアやペンダントライトが効果的です。
さらに、調光可能な照明器具を選ぶと、ダイニングの雰囲気を演出できます。
寝室では、明るすぎず柔らかすぎない光が適しています。
一般的に、天井に取り付けるシーリングライトやペンダントライトが使用されますが、調光機能を備えたものが理想的です。
また、就寝前に読書を楽しむ場合や、ベッドでくつろぐ際には、ベッドサイドに配置するウォールライトやフロアランプなどの直接光源が役立ちます。
さらに、寝室の雰囲気をよりリラックスさせるために、間接照明やキャンドルタイプの照明器具も選択肢に含めると良いでしょう。
寝室のレイアウトに関しては、こちらを参考にしてみください。
新しい住まいの参考に!快適な眠りを手に入れるための寝室レイアウトのコツとは?
バスルームや洗面所では、機能的かつ安全な照明が必要です。
まず、湿気や水の影響を受ける環境であることを考慮し、防水性の高い照明器具を選ぶことが重要です。
天井に取り付ける防水性のシーリングライトや、ミラーの周りに取り付ける防水ウォールライトが一般的です。
また、バスルームの明るさを調整したい場合には、調光可能な照明器具を選択することをおすすめします。
洗面所では、鏡の周りに明るい照明を配置することで、メイクやスキンケアなどの作業を効率的に行うことができます。
さらに、バスルームや洗面所ではエネルギー効率の高いLED照明が人気であり、明るさと省エネ性を兼ね備えた照明器具を選ぶことが理想的です。
書斎やワークスペースでは、集中して作業するための適切な照明が必要です。
まず、作業スペースの明るさや光の均一性を確保するために、デスク上に直接光を当てるデスクライトや、作業エリア全体を広範囲に照らすペンダントライトが適しています。
特に、長時間の作業に適した自然光を模倣したLEDデスクライトが人気です。
また、作業中の目の疲れを軽減するために、眩しさを和らげる調光機能を備えた照明器具や、色温度を調整できる器具を選ぶことが効果的です。
さらに、書斎やワークスペースでは、デスク上以外のスペースや収納エリアを照らすために、ダウンライトやスポットライトなどの補助照明器具も考慮しましょう。
新しい住まいにおいて、照明器具の選択は重要な要素の一つです。
家族のライフスタイルや好みに合わせて、こだわりの照明器具を選び、快適なマイホームを実現しましょう。
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